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2011年11月1日火曜日

弦のインプレッション (G~A)EUDOXA オイドクサ (E)Hill ヒル

先週の水曜日だったと思いますが、弦の張り替えを行いました。
弦の全交換は久しぶりだったので、かなりもたついてしまいました。やはり全交換はダメですね。

(G)EUDOXA ガット   シルバー巻
(D)EUDOXA ガット   アルミ巻
(A)EUDOXA ガット   アルミ巻
(E)Hill     スチール

あれ?
E線はオイドクサじゃないの?

と思われた方、さすがです。

実は・・・入らなかったのです。

どういうことかというと、私はL型アジャスターを使ってE線をチューニングしています。
このアジャスターにE線が入らなかったのです。
どうやらオイドクサのE線は他のE線より太いようなのです。いやー参った。

という訳で、ずっと張りたかったヒルをまず張ることにしました。
太い弦が入るアジャスターはそのうち店で購入予定。

で、インプレッションですが。以下の動画を御覧ください。

下手なのは仕様です。

次に文章によるインプレッションですが
まず
全体的に

硬さ
スゴイ軟い。
いままでオールスチールだったのですが、とにかく弦が柔らかい。
押すのが非常に楽です。今まで三時間くらい練習すると指が痛くなってしまうような弦だったのですが、これならずっと練習できるね。まあしませんけども…。

音色
うーん、私の耳が悪いのか…。
そりゃーね、張替え前のピラストロ・クロムコアよりは断然いいですよ?
じゃあピラストロ・クロムコアの新弦と比較したらどうなのかというと…うーんかなりビミョウ。
ただ、姉にちょっと弾いてもらったんですが遠くから聞くと割りと違いがよくわかる気がします。気がするだけかも知れません。
まあクロムコアより悪くはなっていませんね。ただ、じゃあ6000円出すほど分かるかといえば…

反応
反応は改善されました。これはなかなかハッキリ分かる。全然松ヤニが要りません。素直に反応してくれます。

音量
うーんこれもハッキリとは申し上げられません。私は正直音量は求めていません。むしろ静かな方がいいです。
ただクロムコアと比較するなら、ハッキリとバイオリンが共鳴してるなーって感じがしますので音量は若干上がったのではないかと思いますが、ドミナントに比べると明らかに小さいと思います。
(私がドミナントを嫌う理由でもあります。)

では各弦のインプレ
(G)
あんまり思ったよりよくないなぁ・・・ってのが正直なところ。
シルバー巻があまり好きじゃないのかも。
反応があまり良くない気がします。あと変に音が目立つような…。というか私がG線好きじゃないだけなのかも…(笑)

(D)
なかなかいいです。特にコレッって感じが無いのが残念ですが。

(A)
いいです。バイオリンの隅々迄音が染み渡るような…そんな感覚が味わえます。
ドミナントもA線はいいですが、オイドクサもいいですねぇ。
ただ、何故かA線なのに保護チューブがついていました。なんでやろ?取っても良かったのですが、まあ付けろという意思表示だと思って一応つけた状態でセッティング。

(E)
ヒル!
これはいいですねぇ!
もう高音域が抜群に透き通った音が出ます。おもわずAでいい所をE線で弾きたくなっちゃいます。
音色はとても素晴らしいです。ハーモニクスなども試しましたが問題アリません。これはイイ弦だ。今までゴールドブラカットしか試したことはなかったのですがこれはイイ。あ、でも勿論ゴールドブラカットでも何の問題もないですよ?(笑)

ただねぇ、E線には普通ついてる保護チューブがないんですよ!
これ俺のところのやつだけ不良品なのか。それともヒルは付いてないのか。
保護チューブが無くたって別に演奏は出来るんですが、今までついていた状態でやってたので、E線の位置が変わってしまい、引きにくいこと。引きにくいこと。

多分位置5mmくらいは変わるんじゃないですか?案外おおきいですよこの差は。どうしよう。
実はチューブがなくなったおかげでいい音だったりしたらあれですけど…。





しかし、本当に音が狂う。
チューニングは本当に不安定。流石ガット弦。
弾いている最中に狂ってくるってどういうことなの…

ただ今は5日ほど経ったので、安定してきました。
あとガットのA線は切れやすいらしいので、半音下げた状態で保管してます。

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