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2012年5月7日月曜日

オススメ曲006「ラ・カンパネラ」

通称名:ラ・カンパネラ la Campanella
正式名:『パガニーニによる大練習曲』第3番 嬰ト短調
作曲者:パガニーニ(編曲者:リスト)
作曲年:1851 (正確には編曲年)
楽譜:http://erato.uvt.nl/files/imglnks/usimg/e/e8/IMSLP29890-PMLP02569-SIBLEY1802.6641.17301.8314-39087009888654.pdf 


有名度はまあまあですね。(リストの中では最も有名度が高いと思いますが…)このオススメシリーズでは初めてのピアノ曲で、作曲はかのリストです。

ピアノっていうのは非常に音が多く、一人で10音出すことが可能です。
弦楽器は基本2音
管弦楽器は基本1音
なのでその音の多さが分かってもらえると思います。


ただピアノは長い音を出すのが苦手なのです、構造上。バイオリンなら弓をずーっと弾き続ければいいし管弦楽器なら息を吹き続ければいいわけですが、ピアノはほっとくと音が小さくなってしまうので、長い音で後半部分にアクセントを出すのが難しいのですね。

そのため、私はピアノの真髄は「速弾き」と「和音」にあると思っています。
この曲はその2つのどちらとも兼ね備えた名曲です。

クラシックのピアノ曲の作曲家として有名なのはやはりショパン、次点でモーツアルトでしょうか。リストは三番目か四番目といったところでしょうかね。この曲はリスト作曲の中でひときわ輝く曲だと思います。
リストは自身もピアニストで、しかも歴史上もっともうまかったと言われています。そのため彼の作る曲は超難曲が多いです。

そしてこの曲、ラ・カンパネラですが実は編曲であり元々はパガニーニ作のバイオリン協奏曲です。しかしピアノ曲にすることで抜群の名曲となりました。
ラ・カンパネラは『鐘』を意味するイタリア語で、楽曲の中で何度も(特に最初)登場する最高音のレ♯のことを表しています。

是非聞いていただきたい。私のベスト5に入る好きな曲です。
辻井伸行による演奏↓


超速カンパネラ↓


フジコ・ヘミングによる演奏↓



私ずっと愚かしくも辻井伸行をバカにしていたんですね。
「目が見えないだけでチヤホヤされやがって」と。しかし何曲か聞いていくうちに彼が本当の実力者であることが分かり、衝撃を受けました。特にこのカンパネラに関しては圧巻の一言です。。。

フジコ・ヘミング(一番下)は世界的に有名なラ・カンパネラの演奏者ですね。本人も大好きなようで相思相愛です。「壊れたラ・カンパネラ」の通り、テンポを揺らしてあえて超絶技巧を目立なくしています。

でも一番好きなのはAndreWattsなんです。
youtubeでは全く検索上位に上がってないので、有名ではないのかしら??でもカンパネラ好きなら是非聞いていただきたい。

2012年4月2日月曜日

ぐあああ

エイプリルフールネタやろうとしたら、もうすでに4/2になっていた!!!

なんてこった。

えーっとですね、更新が遅れていますけどバイオリンはちゃんとやっています。
今新しいバイオリン教本3の「エア・ベリエ Op.89 No.1」に苦戦しているところです。これホント難しいです。いきなりポジション移動がバンバン出てきます。

はい、というわけでまた。ごきげんようっ!

2012年3月5日月曜日

[Padlock Tap to unlock]南京錠の代わりとなる画像一覧

本来、このブログに載せるべきものじゃないんですが。
新しいブログを作るまでこっちのブログに載せておきます。

iPhoneやiPodTouchを脱獄(ジェイルブレイク)すると様々なことができるようになります。脱獄のやり方は他のサイトにお願いすることにして、とりあえず脱獄でできることの1つ「ロック画面のスライドバーをタップ形式にする」を紹介します。

Padlock Tap to unlockです! (とは言ってもこの記事ではこれが主体ではありません…)


ええこんな風にできるわけです。
(時計を消すには、ClockHideで検索して下さい。)

で、この南京錠をなんとかできんかと。

というわけで立ち上がったこのプロジェクト。

作りましたよ画像陣。

というわけでくらえっ










一番下は「無地」です。これに替えると南京錠すら表示されません。
一番下から二番目はデフォルトの南京錠ですね。

画像は自作のもありますし、ほかから持ってきてしまったものもあります。アップルロゴだのリンクだのミクだのミドナだの。
なんでなんか文句があったらすぐに消します。

南京錠をこれに替える方法についてはhttp://digerati.blog96.fc2.com/blog-entry-25.htmlを参照のこと。

では実際に使ってみたらどうなるか。↓


こんな感じです。はい。

2012年2月21日火曜日

No article today 014---「木だよ」



木を手前に据えるという強引な手法でボケを強調した一枚。まあこんなのもアリでしょ?

上海から無事に帰ってきました。いずれ日記でも書こうかなと思ってます。

2012年2月13日月曜日

中国へ行ってきます

明日から。中国・上海へ7泊8日の旅。20日に帰ります。

上海についた後は蘇州へも周ります。狂新幹線でww リニアにも乗る予定です。怖や怖や。

2012年2月11日土曜日

「Gavotte by Gossec」 練習1回目

「新しいバイオリン教本3」(P.17)掲載、ガボットの練習一回目です。

ガボットは何度もやったことのある曲なのですが、今回はポジション移動がついたので難易度が上がっています。しかも前のと調が違うので、あまり前の練習はあてにはなりません。。。

ファーストポジションでない部分は最小でも14回くらいあります。

さらに和音が5,6箇所出てきます。/(^o^)\ナンテコッタイ

結構厳しいですが、使うのはファースト、セカンド、サードポジションまでなので練習にはうってつけです。

こっちがvol.1で↓


こっちがvol.2です↓


あんま変わりませんねww しかし和音と16音符難しいです。。。

なかなか難しい曲です。なにせ和音がバリバリ出てきます。
いきなりこんなに難易度が上がるとは思いませんでしたが、なかなかモチベーション的には悪くアリません。

ちなみGavotteの後の「メヌエットbyベートーヴェン」 や 「コンチェルト イ短調」もすでに練習を始めてます。アップはしませんけど。

メヌエットは何回も練習した曲なので割りと簡単です。(勿論ポジション移動が付くので難易度は上がっていますが・・・)

コンチェルト イ短調 は結構難しそうで意外にそうでもないかも・・・という感じの曲です。

2012年2月8日水曜日

No article today 013---「あなたの夜の顔も見てみたい」

「あなたの夜の顔も見てみたい」

やっと試験が終わりました。まあその後関西に旅行に行ってたんですけどね。
これでしばらくはバイオリンに専念できそうです。

2012年1月24日火曜日

こんな本を買いました 「新しいバイオリン教本 3」




えーまあステマではありません(笑)
上の画像をクリックするとAmazonに飛びます。

1300円ちょっとの教本です。別に1,2は買わなくても大丈夫です。

ちょっと今まで「ポジション移動の練習がしたいー」と言っておきながら、やるやる詐欺だったわけで。

こりゃいかん、と思ったので手っ取り早く教本を買うことに。

しかし、この教本いいです。「スズキのバイオリン教本」も悪くはないのですが、いかんせん目的が見えてませんし案外指導不足の感があり、独学には向いていません

あくまであのテキストは、ちゃんとした指導者がいたら、の話ですねハイ。

このテキストは独学に非常に向いてます!

まず画像つきですし。説明もかなり書いてます。音階練習の楽譜もあって、音階教本を持っていないヒトにもオススメです。

しかしなによりいいのが、目的が見えていること。

この「3」の目的はポジション移動と、和音の練習(初期)です。

非常に明確でわかりやすいテーマです。さすがに『新しい』バイオリン教本ですね。

ちょっと今このポジション移動の項の勉強をしているので、一時カイザーはお預け!

ちなみにノリでカイザー2巻買っちゃいましたw

カイザーは2巻からポジション移動が加わるらしいですよ。

2012年1月15日日曜日

No article today 012---「三拍子」

「三拍子」
飛行機・太陽、照らすは柳。
空を見上げりゃ川の音聞こえるワシントン

2012年1月11日水曜日

カイザー No.5 練習一回目

久しぶりの練習動画アップです。


練習一回目っていうかこれが最後です(笑)

これ以上は勘弁して下さい。。。

結構頑張ったんですけど、これぐらいのクオリティでしか演奏できませんでした。


なんつーかなんつーかですね。バボちゃんは気にしないでください(笑)
体操服のが動きやすいんですよ

本当にアクセントをつけるのが苦手ですね私は。しかしさっさとポジション移動の練習に行きたい所なのですが、この進行の遅さ!(笑)

はぁ…

2012年1月9日月曜日

オススメ曲005「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』」

通称名:運命
正式名:交響曲第5番 ハ短調 作品67
作曲者:ベートーヴェン
作曲年:1807年ごろ
楽譜: http://erato.uvt.nl/files/imglnks/usimg/0/0c/IMSLP52624-PMLP01586-Beethoven_Werke_Breitkopf_Serie_1_No_5_Op_67.pdf  右クリックの後、名前を付けて保存で保存可能。PDF注意


いわゆる「ジャジャジャジャーン」ですね。

日本では『運命』というタイトルで親しまれています。

まあしかし、この運命というタイトルは勝手につけた名前で副題ではありません。
この通称は、ベートーヴェンの弟子アントン・シントラーの「冒頭の4つの音は何を示すのか」という質問に対し「このように運命は扉をたたく」とベートーヴェンが答えたことに由来するとされているらしいです。

この「ジャジャジャジャーン」など、曲の印象付けを行うフレーズ部を曲の『動機』といいます。ベートーヴェンは動機を曲に入れることに関しては恐らく世界一だと思われますが、後期ではむしろ動機を排除して曲の印象を無くすように心がけていたようです。

世界で最も有名な曲の一つです。彼がこの曲を作曲してから名だたる作曲家が「第五番交響曲」に素晴らしい曲をあてるようになったと言われています。


脱線しますが、「ジャジャジャジャーン」はモールス信号では「V」を意味するので、Victoryを表すと解釈され、第二次世界大戦中にイギリスがイタリア・ドイツに勝った際この曲を流したそうです。







2012年1月3日火曜日

オススメ曲004「ラヴェル ボレロ」

通称名:ボレロ (Bolero)
正式名:ボレロ
作曲者:ラヴェル (Ravel)
作曲年:1928
楽譜:http://imslp.eu/download.php?file=files/imglnks/euimg/3/32/IMSLP29749-PMLP03667-Bolero_2.pdf

ラヴェルが生み出した最高のバレエ曲「ボレロ」です。

これを4番目に持ってきたのには理由がありまして、これもカノンと同じような手法を用いているのです。それは「同じメロディーの繰り返し」です。カノンは「輪唱」でしたが、それを上回るシンプルさですね。メロディーをただただ繰り返すだけです。でも、いい曲なのです。まさにこれぞオーケストラの真髄!という感じがします。

これを作曲したラヴェルは、普通もっと華やかでロマンチックな曲を作る人なのですが後年の研究でこのボレロを作った時に脳の障害にかかっていたと推測されています。その脳の障害によってメロディラインを描くことが難しくなっていたのです。しかし、その脳の障害によって単一のメロディーを繰り返すというアイディアが浮かびこの曲を創りだしたと言われています。

この曲は初心者でも弾くことができます。でも、物足りないでしょう。この曲はオーケストラでやるからこそ素晴らしい曲なのです。聞いてもらえば分かると思います。

Andre Rieuによる演奏↓


Daniel Barenboimによる演奏↓


ウィーン・フィルによる演奏↓



ボレロは

ドーーシドレドシラ、ドッドラドー、シドラソミファソー、ファミレミファソラソー、ラシラソファミレミレドー、ミファレーソー、レードシラシドレドシードシラドシラファー ファファファ ラドラシソ ファッファファファ ラ ドラシソ レッレドレー レドレー レドレー ファ ラファソミレッレドレー レドレー ミファソー ファミレド

を別の楽器で繰り返すだけ、ただそれだけの曲なのです!
しかし、ほとんどの部分が一つの楽器のソロで構成されているのでオーケストラの実力がないと全然いい音が鳴りません。ゆえにオーケストラ泣かせの曲でもあります。さらに、テンポによって大きくその曲調が変化するので指揮者によっても全然違う曲に聞こえたりします。
上にあげたウィーン・フィルの演奏はかなり遅めですね。

実はこの曲にはストーリーがありまして

とある酒場で一人の踊り子が、舞台で足慣らしをしている。やがて興が乗ってきて、振りが大きくなってくる。最初はそっぽを向いていた客たちも、次第に踊りに目を向け、最後には一緒に踊り出す。
どうです?聞いているうちにあなたも踊りたくなって来ませんか?

2012年1月1日日曜日

明けましておめでとうございます



今年もよろしくお願い致します。

去年はあまり…いい年とは言えませんでしたが、今年はなんとかいい年にしていきたいところですね。