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2012年1月9日月曜日

オススメ曲005「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』」

通称名:運命
正式名:交響曲第5番 ハ短調 作品67
作曲者:ベートーヴェン
作曲年:1807年ごろ
楽譜: http://erato.uvt.nl/files/imglnks/usimg/0/0c/IMSLP52624-PMLP01586-Beethoven_Werke_Breitkopf_Serie_1_No_5_Op_67.pdf  右クリックの後、名前を付けて保存で保存可能。PDF注意


いわゆる「ジャジャジャジャーン」ですね。

日本では『運命』というタイトルで親しまれています。

まあしかし、この運命というタイトルは勝手につけた名前で副題ではありません。
この通称は、ベートーヴェンの弟子アントン・シントラーの「冒頭の4つの音は何を示すのか」という質問に対し「このように運命は扉をたたく」とベートーヴェンが答えたことに由来するとされているらしいです。

この「ジャジャジャジャーン」など、曲の印象付けを行うフレーズ部を曲の『動機』といいます。ベートーヴェンは動機を曲に入れることに関しては恐らく世界一だと思われますが、後期ではむしろ動機を排除して曲の印象を無くすように心がけていたようです。

世界で最も有名な曲の一つです。彼がこの曲を作曲してから名だたる作曲家が「第五番交響曲」に素晴らしい曲をあてるようになったと言われています。


脱線しますが、「ジャジャジャジャーン」はモールス信号では「V」を意味するので、Victoryを表すと解釈され、第二次世界大戦中にイギリスがイタリア・ドイツに勝った際この曲を流したそうです。







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